真夜中のひとりごと
“〇〇さん”(以下先輩。)
彼の会社の先輩で、前の支店に一緒に転勤・配属になり、今回の転勤で一緒に支店を離れた。
私達も、何かとお世話になった人です。
彼が仕事を休み始めた頃、偶然先輩から彼に電話があって。
別の支店の人に病気の事を話したのは、後にも先にも先輩しかいない……たぶん。
先輩は、事あるごとに彼に電話をくれた。
私達が今住んでる街に、先輩一家も一時期住んでたので、美味しいラーメン屋を教えてくれた。
夏休みには、わざわざ彼の顔を見に来てくれた。