嵐を呼ぶ噂の学園③ 大嵐が吹き荒れる文化祭にようこそです!編
エピローグ
目覚めた時に最初に見るのは誰の顔だろう。


そんなことを考えながら目を閉じたのを思い出した。


わたしが目覚めた時にはわたしの側には誰もおらず、ベッドからよろよろ起きて養護の先生に声をかけた。


そしたら小宮先生がやってきてわたしに事情聴取を始めた。


隠そうと思っていたこともいずれは全てバレると分かり、わたしは園田さん達がいなくなった後に真実を語った。


早速明日から先生達による防犯カメラの解析が始まるだろう。


もう、いじめられることはなくなる。


でも、わたしをいじめた本人達はどうなるのだろう。


退学とかになってしまうのではないか。


だとしたら、それは違う気がする。


わたしはそんなことを望んでいるわけではない。


謝ったら許される問題でもないけれど、多少は許してあげてもいいかなと思う。


まあ、こんなやつだから、いじめの対象になってしまうのかもしれないけれど。
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