「悪」が似合わない君と。
夜の校舎と思い出話
「家まで送らなくていいの?」
神崎さんが学校の前で車を止めて言った
「はい、体操着を忘れたので取りに行ってそのまま帰ります。ここからなら近いですし、神崎さんは早く帰って休んでください!」
「うーん、まあハナちゃんがそう言うなら…」
神崎さんは優しい。
「お疲れ様」
「お疲れ様でした」
去って行く神崎carを見送り学校へと入る
現在7:45
やっと仕事が終わった!!
んー
くらいな…
こ、怖くなんてないけど…
いつもは神崎さんが家まで送ってくれる
でも今日は忘れ物を取りにきた
…別に、暗いとことか…平気だし
いつも家暗いし…
慣れてるし…
こ、怖し…