「悪」が似合わない君と。
「トンボ?」
…え?
「やっぱトンボじゃん、なにやってんの?」
トンボ…ってことは
振り返ると見慣れた人
「り、リュードーさん?」
「こんな夜中になにやってんだよ」
りゅ、りゅ、リュードーさん…か
そうか
リュードーさんなのか…
へぇ…
あ〜
安心感でその場に崩れ落ちた私
「うわ、なんだよ」
「な、なんだ、リュードーさん…か、」
「なんだってなんだよ」
「こ、怖かったぁぁーーー!」