「悪」が似合わない君と。
彗side
彗side
トンボと浜田が出かけるらしい…
…
放課後
駅前のドーナツ屋で
…
「おい、彗」
「ん?え、あ、海?お前戻ってたのか」
「ああ、さっき帰ってきた。ところでどうした?なんでそんなに不機嫌なんだよ」
「は?不機嫌?誰が」
「お前だよ」
海が呆れたように言った
俺が不機嫌?
顔つきが悪いからそう見えるだけだろ
別に不機嫌じゃないし
特に不機嫌になることも…
ふとよぎる
トンボと浜田のこと
んー?
いや、
なんで俺が?
そんなので腹立てなきゃなんねぇんだよ
「おい」
「あ、何?」
海が顔を覗き込んだ
「もしかして…またあの女か?」
は?
あの女ってトンボか?
「あの女に関わってからお前変だぞ」
「変ってなんだよ」
「なんか…いつものお前じゃない」
は?
いつもの俺ってなんだよ
トンボと浜田が出かけるらしい…
…
放課後
駅前のドーナツ屋で
…
「おい、彗」
「ん?え、あ、海?お前戻ってたのか」
「ああ、さっき帰ってきた。ところでどうした?なんでそんなに不機嫌なんだよ」
「は?不機嫌?誰が」
「お前だよ」
海が呆れたように言った
俺が不機嫌?
顔つきが悪いからそう見えるだけだろ
別に不機嫌じゃないし
特に不機嫌になることも…
ふとよぎる
トンボと浜田のこと
んー?
いや、
なんで俺が?
そんなので腹立てなきゃなんねぇんだよ
「おい」
「あ、何?」
海が顔を覗き込んだ
「もしかして…またあの女か?」
は?
あの女ってトンボか?
「あの女に関わってからお前変だぞ」
「変ってなんだよ」
「なんか…いつものお前じゃない」
は?
いつもの俺ってなんだよ