「悪」が似合わない君と。


「あれ、彗じゃん」


は?


聞きなれない女の声に振り向く


「覚えてる?私のこと」


黒髪ロングでちょっと大人チックなセクシーな服を着た女性


「あー…美咲?」


えっと確かそんな名前だった気がする


俺が一番荒れてた時期によくつるんでた女


黒髪が特徴的でかなり…うん、エロかった覚えがある


「そうそう!へー、新しい子?彗にしては珍しく可愛い系じゃん。てかめっちゃ顔綺麗ね、この子」


はあ、めんどいのに絡まれたな


「はいはい、もういいだろ美咲」


「えーなによ彗、つれないじゃん」


「本気なんだよ」


美花は他には変えられないから


「ええーなにそれー私の時は本気じゃなかったのぉー?」


「いいから」


「もぉーー!」


ブーブーとひきずる美咲を追い返す


はあ…全く彼女の前でなにやったんだか


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