RYTHME


そして自分は奈美の家へ向かいました


「杉浦くんっ!?」


声のする方を振り向くと

海籠さんがいました


覚えていますか?
笹海籠さんです


「あぁ、海籠さん」

「杉浦くんだ!杉浦くんだっ!!テンション上がるっ♪どこか行くの?」

「えぇ、中学まで一緒だった友人の家に」

「……男友達?」

「いえ、女の方です」


海籠さんの表情が変わってきました


「……彼女じゃなくて……?」

「友人ですね」
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