RYTHME
「い、行くっ!!」
久しぶりに再会出来る気がして
とても嬉しくなった
愛の方を向いたら
優しく微笑んでくれた
「りずも絶対喜ぶね。久しぶりに睦月と会えるなんて」
「すごく遠回りになったけど、やっと辿り着けた気がする。愛を知ることで、りずむを思い出した。ありがとう、愛」
そう言うと
愛は照れた
照れた愛も可愛いな
「ウチがりずのことをためらわずに話せるようになれたのは、睦月のおかげ。少し素直になれたのも、いろんなことを受けとめて進めたのも、全部睦月のおかげなんだから」