RYTHME


「…存在していない…?…ど…どうゆう…」

「そのままの意味です。この世を全て探しても、見つかるはずがない。もう、二度と会えるはずがない」


………それってまさか…


「りずむは亡くなりましたから」


何かが

心を突き刺した気がした


「…なんで…」

「三年前、愛の家は放火魔によって焼き尽くされました」


水城の家が
家事に…!?


「その日、偶然りずむが愛の家へ泊まりに行っていたのです」

「夜中だった。気付いた時には火の海で、あたり一面真っ赤に燃えて……起きたばかりのウチは寝ぼけていて、とにかく部屋を出て親を探した。再開したとき初めて気付いた……"りずはどこ?"」
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