RYTHME



それから

なっちゃんのペースで事は進み

五時近くには
もう辺りが暗かった



「夜が早いとすぐだね〜……もっと一緒に居たかったな...」

「なっちゃん…」


俺は…

俺は…


ごめん

水城のことで頭がいっぱいになってた

来たとこの待ち合わせ場所に着いて

解散することになった


「愛のこと、送って行ってあげてね?」

「別にいいのに」

「ダメ!少し距離あるでしょ?私は家すぐそこだけど」

「もちろん送って行くつもりだから心配無用だよ」
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