キミとの恋は永遠に輝く
「聖くんは、生きてないとダメなの。
みんなを笑顔にする。私を守る。
どっちも使命を果たさないと、私が許さないんだから」
聖くんは、微笑んで
「なんだそれ……」
と、文句を言った。
そんなこと、神様が言うわけない。
美央を守りなさいなんて言うわけない。
「だってそれは……
オレが、決めたことだもん」
本当にさっきまで、意識を失ってた人とは思えない。
こんなに生意気に、おしゃべりに回復するなんて。
病室には、私たちの笑い声が響いた。