キミとの恋は永遠に輝く

『こんにちは~』

キミがお母さんと一緒にやってきた。

『こんにちは~』

母も笑顔で答えた。

私も慌てて頭を下げて、キミを見た。


キミと目が合う。


途端に、キミは満面の笑みを浮かべてくれたね。


『よかったら、一緒に遊びませんか?
いつも兄妹2人だけではつまらないみたいで』


キミのお母さんは最初からとても優しくて、このときから私は、キミの家族みんなのことが大好きだったんだ。


『あらぁ、よかったねぇ美央。
ずっと声かけたかったけどなかなかできなかったんですよ、ぜひ仲良くしてください』


母親同士の挨拶が終わり、子どもの私たちは自分たちはどう動けばいいのか分からずにいた。


そこでまたキミが


『赤城 聖夜です。小学校2年生です』

と、手を差し出して自己紹介。


『あ、藤宮 美央です。5歳です』

私も慌てて自己紹介をして、握手を交わした。


『これからよろしくね、美央ちゃん!』

・*:.。.*.:*・゚.:*・゚*
< 15 / 294 >

この作品をシェア

pagetop