キミとの恋は永遠に輝く
『こんにちは~』
キミがお母さんと一緒にやってきた。
『こんにちは~』
母も笑顔で答えた。
私も慌てて頭を下げて、キミを見た。
キミと目が合う。
途端に、キミは満面の笑みを浮かべてくれたね。
『よかったら、一緒に遊びませんか?
いつも兄妹2人だけではつまらないみたいで』
キミのお母さんは最初からとても優しくて、このときから私は、キミの家族みんなのことが大好きだったんだ。
『あらぁ、よかったねぇ美央。
ずっと声かけたかったけどなかなかできなかったんですよ、ぜひ仲良くしてください』
母親同士の挨拶が終わり、子どもの私たちは自分たちはどう動けばいいのか分からずにいた。
そこでまたキミが
『赤城 聖夜です。小学校2年生です』
と、手を差し出して自己紹介。
『あ、藤宮 美央です。5歳です』
私も慌てて自己紹介をして、握手を交わした。
『これからよろしくね、美央ちゃん!』
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