キミとの恋は永遠に輝く
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───1ヶ月前
私が学校から帰ってきた時……
ある人が私の部屋の前にいた。
『あれ、聖くん?……え!』
中学校は小学校よりも授業時間が長く、私よりも早く帰ってくるはずがなかった。
『あ、美央おかえり』
彼の顔を見て、私は驚いた。
『ただいま…って聖くん、どうしたのその傷』
頬やおでこに貼られた絆創膏。
腕に巻かれた包帯。
あまりにも突然のことで、何が起きていたのか分からなかった。
『あぁ、これ?ちょっとドジっちゃってさ』
ハハハと笑う聖くん。
今日の移動教室の時、階段から落ちたと言う。
『もう、気をつけなよ〜?』
『うん、ありがと』
『で、どうしたの?』
肝心なことを聞いていなかった。
なぜうちの前に座っていたのか。
『あ、えっと…遊びに行かないか?』
『え?』
『今度、テストが終わった後の休日。
久しぶりに遊びに行こう』
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