キミとの恋は永遠に輝く
いってらっしゃい
♪〜♪〜♪〜
久しぶりに携帯が鳴った。
「もしもーし」
寝ぼける声で電話に出た。
「……美央?」
「あー、聖くん?ふぁ〜おはよ〜
……って、こんな時間にどうしたの?
1時だよ!?」
「……」
「聖くん?」
「……っ、美央……」
えっ、聖くん……泣いてるの?
「オレ……どうしよう」
「落ち着いて聖くん。
今、病院じゃないよね?どこにいるの?」
「……隣の公園」
「わかった!
じゃあ今すぐ行くから、待ってて?」
嫌な予感がする。
聖くんがこんなに取り乱すときって……
サッと着替えて、親を起こさないようにそっと家から出た。