キミとの恋は永遠に輝く
あれからどのくらいの時間が経ったのだろう。
辺りはもう、明るくなりつつあった。
「なぁ、美央」
聖くんが呼んだ。
「うん?」
「もう一度、オレのそばで一緒に闘って?」
聖くんの目は本気だった。
「聖くん、それって……!」
「オレ、頑張ってみる。
どこまでできるかわからないけど、美央のそばにいたいから」
さっきまでの目とは違う。
聖くんの目に光が戻った。
「あぁ、なんでまた泣くかなー?」
その反面、私の目からは涙が零れ落ちていた。
「だって、嬉しいんだもん。
聖くんよかった…また一緒に頑張ろうね」
「うん、よろしくな」