キミとの恋は永遠に輝く
AM 3:00
状態が落ち着いた聖くんは、そのまま眠りについた。
眠ったあとも、私の手を握ったまま。
私の力で治してあげたい。
何度思ったことだろう。
手を握っただけで治ればいいのに。
何度願ったことだろう。
でも、それは必要ないと思った。
心が通じていれば大丈夫。
私の抱える不安も、聖くんが抱える苦しみも
2人で半分こして生きていこう。
「聖くん、大好きだよ」
目元の涙のあとにキスをして、私も眠りについた。