キミとの恋は永遠に輝く
幸せな日々は突然に
「藤宮ー!」
「あ、陽介くんおはよう!」
「おはよ、陽介」
「おはよございます先輩!」
陽介くんとも割と家が近いから、たまに一緒に登下校をする。
あの日から、彼は今までと変わらずに接してくれる。
本当に優しい人だな。
「藤宮と聖夜先輩、付き合ったんすよね?」
「おう、陽介のおかげだ」
なぜ知っているのか、と疑問に思った。
でも、2人の様子を見ていると、きっと聖くんが話したんだろうなと察して、敢えて何も言わなかった。
「本当によかった。おめでとう、藤宮」
「ありがとう陽介くん」