キミとの恋は永遠に輝く
陽介くんは真ん中のベッドに眠っていると教えてもらい、私はそばに行った。
顔色がとても悪い。
「軽い熱中症みたい。
もう少ししたら目が覚めると思うよ」
ウチの校長先生の話は長いもんねぇ。
と、先生も私たちと同じことを思っていて、2人で顔を見合わせて笑った。
「私、藤沢くんが起きるまで待ってます」
「本当?助かるわ。
先生ちょっと用事があるから出てくるね。
何かあったら事務室に声をかけて」
「わかりました」