キミとの恋は永遠に輝く



しばらくして落ち着いた聖くんは、眠りについた。


帰ろうかと思ったけど、聖くんが心配で面会時間ギリギリまでいることにした。


こういう姿は何度か見てきたけど、やっぱり慣れないな。


このまま、聖くんが遠くへ行っちゃうんじゃないか、すごく不安になる。


「聖くん、大丈夫だよね。
私を置いて、遠くへ行かないよね?」


ギュッと手を握って、祈った。


神様、お願いです。


聖くんを連れていかないでください。


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