特殊探偵世界係!!
泉たちは、ライサンダーのことを追いつつ他の依頼も解決していくことになった。これからさらに忙しくなる。
しかし、泉はこれでいいと思っている。みんなで調査をする時間ができたのだから。
「ただいま戻りました!」
泉がそう言うと、「おかえり〜!!」と四人の声が揃う。
「今日のお茶菓子は、サンマルクだよ〜」
真子がお菓子を皿に分ける。
「ちょうどお腹空いてたんだ!助かった〜」
レアが笑い、クリスタも頷く。
「ティータイムを楽しんだらライサンダーの調査だ。警戒を忘れないように!」
小百合が紅茶を飲み、泉たちは「はい!」と頷く。
真子も少しずつ輪に入るようになり、泉の負担も軽くなった。今の距離感が一番居心地がいい。
レアとクリスタとは相変わらず仲良しだ。二人は、真子とも少しずつ距離を近づくようにしている。
小百合の訓練は相変わらず厳しいが、いい上司だ。
特殊探偵の仕事は忙しい。それでも、泉はこれからも頑張ろうとサンマルクを頬張った。