嘘でもいいから好きになって
桜はもう散り、木は緑に染まろうとしていた。


「何話そっか。なんでも質問していーよ。」

「うーん、じゃーあー…好きな食べ物!」

「チョコとかクッキーとか甘いものかな!」

「一緒だ。私も甘いもの好き!」

「おー。じゃあ今度何か食べに行く?」

「えっ、行きたい!
私の友達甘いもの苦手なんだー」




私がした質問に優しく答えてくれる。
すごく話しやすい。




萩野くんがモテるのはやっぱりこういうところなのかな…
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