漫才コンビは不成立?~高1コンビ編~



真似する=バスケをする、



って事になりそうなんだけどなぁ。



「ちょっと、アンタ今、真似するとか思ってる?!」

「え…違うの?」



さわちゃんはわざとらしく、大きな溜め息をついた。



「マネっていうのは、マネージャーの事」



頭の上にハテナマークを浮かべるあたしに、紀ちゃんが端的に説明してくれた。



「あぁ、マネージャーね!それなら似合う!」



うんうん。



ピッタリだ!



「フジモン、はい、タオル♪」

「さわちゃん、いつもありがとう」



とかさ?



かなりありえる展開だよね?!



※上の台詞は妄想です。



「おーい波奈、戻ってこーい!」



さわちゃんがあたしの顔の前で、手をヒラヒラさせる。



「さわちゃんったら、相変わらずラブラブですやん!」

「は?」



いいよねーいいよねー!


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