明日は明日の恋をする
「何か悪い事したみたい。」
2人の視線を浴び、ビールをグイッと飲む。
「明日香ちゃん、俺みたいにイケてる男を振るんだから勿体ないよね~。そう思うでしょ?鈴里さん。」
「イケてるかはノーコメントですが…課長は明日香のタイプじゃなかったの?」
「いや…えっと、他に好きな人がいまして…。」
まさか恋バナになるとは思わず、私は恥ずかしくなってきた。
「そうそう、明日香ちゃんは俺を振って俺の親友と付き合い始めたんだ。」
高瀬さんが嫌味たっぷりに真彩さんに話す。というか、何でそこまで詳しく話しちゃいますかね、この人は。
「明日香の彼氏ってどんな人?」
「どんなって…うーん…包容力があって、一緒にいると安心できて…私なんかには勿体ない完璧な人、かな。」
「へぇ、もしかして彼氏は年上?」
「そう、年上…。」
あれ?進藤さんは年上だけど…そう言えば私、進藤さんと高瀬さんの年齢知らない。前に高瀬さんに聞いたような気がするけど教えてもらえなかったし。
「鈴里さんの彼氏はどんな人なの?」
多分、惚気話を聞きたくなかった高瀬さんは私の話を強制終了し、今度は真彩さんに質問する。でも私も真彩さんの彼氏がどんな人か興味があるし、じぃっと真彩さんを見た。
「…別に普通の人ですけど。」
「普通ねぇ…彼氏は年上?」
「えぇ…そうです。」
高瀬さんの言い方が何だか意味深な感じに思えるのは気のせい?
そしてその後も話のネタは尽きず、楽しく盛り上がった。
「あっちょっとごめん。」
高瀬さんは携帯を取り出し席を外した。
「今日は久しぶりに楽しいと思える飲み会だわ。」
「良かった。私も楽しいです。また飲みましょうね。」
私は真彩さんと仲良くなれたのが嬉しかった。それにしても高瀬さんは場の盛り上げ方が上手い。今日、私達が楽しめたのも高瀬さんのおかげだ。
「何々?何の話?」
高瀬さんが戻ってきた。
「今日は楽しいねって話してたんですよ。」
「それは良かった。でも今日はそろそろ終了かな。もうすぐお迎えが来るから明日香ちゃん外で酔いをさましながら待とうか。鈴里さんはちょっとここで待っててくれる?」
「じゃあねマイさん、また月曜日。」
真彩さんに手を振ると高瀬さんと外に出た。結構お酒を飲み、私にしては珍しく酔っていて凄く良い気分だ。
2人の視線を浴び、ビールをグイッと飲む。
「明日香ちゃん、俺みたいにイケてる男を振るんだから勿体ないよね~。そう思うでしょ?鈴里さん。」
「イケてるかはノーコメントですが…課長は明日香のタイプじゃなかったの?」
「いや…えっと、他に好きな人がいまして…。」
まさか恋バナになるとは思わず、私は恥ずかしくなってきた。
「そうそう、明日香ちゃんは俺を振って俺の親友と付き合い始めたんだ。」
高瀬さんが嫌味たっぷりに真彩さんに話す。というか、何でそこまで詳しく話しちゃいますかね、この人は。
「明日香の彼氏ってどんな人?」
「どんなって…うーん…包容力があって、一緒にいると安心できて…私なんかには勿体ない完璧な人、かな。」
「へぇ、もしかして彼氏は年上?」
「そう、年上…。」
あれ?進藤さんは年上だけど…そう言えば私、進藤さんと高瀬さんの年齢知らない。前に高瀬さんに聞いたような気がするけど教えてもらえなかったし。
「鈴里さんの彼氏はどんな人なの?」
多分、惚気話を聞きたくなかった高瀬さんは私の話を強制終了し、今度は真彩さんに質問する。でも私も真彩さんの彼氏がどんな人か興味があるし、じぃっと真彩さんを見た。
「…別に普通の人ですけど。」
「普通ねぇ…彼氏は年上?」
「えぇ…そうです。」
高瀬さんの言い方が何だか意味深な感じに思えるのは気のせい?
そしてその後も話のネタは尽きず、楽しく盛り上がった。
「あっちょっとごめん。」
高瀬さんは携帯を取り出し席を外した。
「今日は久しぶりに楽しいと思える飲み会だわ。」
「良かった。私も楽しいです。また飲みましょうね。」
私は真彩さんと仲良くなれたのが嬉しかった。それにしても高瀬さんは場の盛り上げ方が上手い。今日、私達が楽しめたのも高瀬さんのおかげだ。
「何々?何の話?」
高瀬さんが戻ってきた。
「今日は楽しいねって話してたんですよ。」
「それは良かった。でも今日はそろそろ終了かな。もうすぐお迎えが来るから明日香ちゃん外で酔いをさましながら待とうか。鈴里さんはちょっとここで待っててくれる?」
「じゃあねマイさん、また月曜日。」
真彩さんに手を振ると高瀬さんと外に出た。結構お酒を飲み、私にしては珍しく酔っていて凄く良い気分だ。