明日は明日の恋をする
クリスマスの夜に…
月日が経つのは早いもので、季節は変わりもう12月だ。
街中や店内は12月のメインイベント『クリスマス』一色で装飾され、突如現れた巨大クリスマスツリーのイルミネーションも始まった。
「寒くなったよねー。」
「まさしく冬って感じですね。」
今日は会社近くで取引先との打ち合わせがあり、私と貴島さんは会話しながら街中を歩いていた。
秋の慰安旅行で貴島さんに告白された私だけど、実はあの後『好きな人がいる』と告白をお断りしてしまった。
貴島さんいい人だし、彼女になる人は幸せになれそうだなぁと思う。でも、そう思っても私の気持ちはまだ止まったままなのだ。
「クリスマスかぁ。」
仕事が終わり、家でのんびりと雑誌を読む。どの雑誌も恋人と過ごすクリスマス特集ばかりだ。私には関係ない情報ばかりで軽くため息が出る。
「ただいま。」
「お帰り、マイさん。」
真彩さんは部屋で着替えて、私の前に座った。
「何、クリスマス特集?」
真彩さんは私が読んでいた雑誌を手に取り、パラパラっと見る。
「…ねぇ明日香。クリスマスイヴの夜にさ、イルミネーションパークに行かない?綺麗らしいよ。」
イルミネーションパークでは、クリスマスイヴ限定で大きな公園全体がイルミネーションに包まれ、恋人同士はもちろん、友達同士や家族などにも楽しめる人気スポットだ。
ちなみに私は行った事がない。
「高瀬さんと行きなよ。」
「でも明日香ってこういうの好きでしょ?一緒に見ようよ。」
「うーん。確かにイルミネーション見たいけど…。」
「よし、決定。」
真彩さんは雑誌を閉じてニッコリする。
街中や店内は12月のメインイベント『クリスマス』一色で装飾され、突如現れた巨大クリスマスツリーのイルミネーションも始まった。
「寒くなったよねー。」
「まさしく冬って感じですね。」
今日は会社近くで取引先との打ち合わせがあり、私と貴島さんは会話しながら街中を歩いていた。
秋の慰安旅行で貴島さんに告白された私だけど、実はあの後『好きな人がいる』と告白をお断りしてしまった。
貴島さんいい人だし、彼女になる人は幸せになれそうだなぁと思う。でも、そう思っても私の気持ちはまだ止まったままなのだ。
「クリスマスかぁ。」
仕事が終わり、家でのんびりと雑誌を読む。どの雑誌も恋人と過ごすクリスマス特集ばかりだ。私には関係ない情報ばかりで軽くため息が出る。
「ただいま。」
「お帰り、マイさん。」
真彩さんは部屋で着替えて、私の前に座った。
「何、クリスマス特集?」
真彩さんは私が読んでいた雑誌を手に取り、パラパラっと見る。
「…ねぇ明日香。クリスマスイヴの夜にさ、イルミネーションパークに行かない?綺麗らしいよ。」
イルミネーションパークでは、クリスマスイヴ限定で大きな公園全体がイルミネーションに包まれ、恋人同士はもちろん、友達同士や家族などにも楽しめる人気スポットだ。
ちなみに私は行った事がない。
「高瀬さんと行きなよ。」
「でも明日香ってこういうの好きでしょ?一緒に見ようよ。」
「うーん。確かにイルミネーション見たいけど…。」
「よし、決定。」
真彩さんは雑誌を閉じてニッコリする。