明日は明日の恋をする
進藤さんが仕事に行った後、私は朝から緊張していた分の力が一気に抜けた。ソファーに寝転がって昨日の事を思い出す。
「進藤さんとキス…したんだ。」
人差し指で唇に触れる。
「何やってるんだろ、私。仕事仕事っと。」
顔を赤くしたまま勢いよく起き上がった。
一通りの家事を終え、時間を確認すると昼前になっていた。お昼ご飯どうしようかなと考えていると、手に持っている携帯が鳴り始めた。
進藤さんからだ。何だろう…。
「も、もしもし…進藤さん?」
「悪いが、頼み事をしていいか?」
「頼み事ですか?分かりました。何をしたら良いですか?」
「俺の部屋の机の上にある書類を会社まで持ってきて欲しい。」
「あ、でも…進藤さんのお部屋に入っても良いんですか?」
「あぁ、構わない。出来るだけ急ぎで頼む。会社の前に高瀬を待たせとくから渡してくれ。」
「了解です。」
電話を切ると急いで身支度を整える。会社だからやっぱりスーツかな。着替え終わると、書類を取りに進藤さんの部屋へ行った。
初めて入る進藤さんの部屋…
緊張しながらドアを開けそっと中へ入る。部屋に入った瞬間、いつもの香水の香りがフワッと私を包む。
「進藤さんの匂いだぁ。」
部屋の中は綺麗に片付けられていて、シンプルな部屋だ。パソコンが置かれている机の横に1枚の書類があった。
「これかな。」
書類を汚れないように茶封筒に入れ、急いで進藤さんの会社へと向かった。
「進藤さんとキス…したんだ。」
人差し指で唇に触れる。
「何やってるんだろ、私。仕事仕事っと。」
顔を赤くしたまま勢いよく起き上がった。
一通りの家事を終え、時間を確認すると昼前になっていた。お昼ご飯どうしようかなと考えていると、手に持っている携帯が鳴り始めた。
進藤さんからだ。何だろう…。
「も、もしもし…進藤さん?」
「悪いが、頼み事をしていいか?」
「頼み事ですか?分かりました。何をしたら良いですか?」
「俺の部屋の机の上にある書類を会社まで持ってきて欲しい。」
「あ、でも…進藤さんのお部屋に入っても良いんですか?」
「あぁ、構わない。出来るだけ急ぎで頼む。会社の前に高瀬を待たせとくから渡してくれ。」
「了解です。」
電話を切ると急いで身支度を整える。会社だからやっぱりスーツかな。着替え終わると、書類を取りに進藤さんの部屋へ行った。
初めて入る進藤さんの部屋…
緊張しながらドアを開けそっと中へ入る。部屋に入った瞬間、いつもの香水の香りがフワッと私を包む。
「進藤さんの匂いだぁ。」
部屋の中は綺麗に片付けられていて、シンプルな部屋だ。パソコンが置かれている机の横に1枚の書類があった。
「これかな。」
書類を汚れないように茶封筒に入れ、急いで進藤さんの会社へと向かった。