終着駅は愛する彼の腕の中
週刊誌が発売され、警察側が8年前の乳児殺害事件の誤認逮捕について謝罪会見を開いた。
「誤認逮捕された城里ノエリさんから、目撃者が狙われる可能性がると言われ。報道は控えて欲しいと、強いご希望があり。報道は控えておりました。城里ノエリさんが無実であるとこは、目撃者の動画に撮影されておりました。その後、真犯人は乳児の母親笹田陽子氏である事が断定され、指名手配しておりましたが。一向に見つからないままでございました。しかし、今回発売されました週刊誌により笹田陽子氏が整形手術により顔を変えていた事が判明しました・・・」
警察からの報道で、世間はノエリの大して一変し
「8年も殺害犯のままにされて、かわいそうだ」
「目撃者を庇って、報道しないでほしいなんて。優しすぎる子だ」
「釈放されて、どうしているんだ? 」
「あ・・・うちの会社に面接に来たけど、断ったことあったよ」
世間はノエリを非難していたが、報道が流れると今度は哀れんだり擁護する声が増えてきた。
週刊誌と報道の事は、ノエリの耳にも入っていたが一切答える事はなかった。
もう誰も殺人犯と呼ばなくなれば、それでいいとノエリは思ったのだ。
後は1日も早く陽子が捕まって欲しいと祈るばかりだった。
報道から1週間後。
ノエリは信秀と江里菜のお墓にやって来た。
ずっと納骨できないままだったが、ノエリの無罪が報道され、お墓を買うことが出来た。
お墓は羽弥斗からもらった10憶円の中から使った。
墓地。
ノエリがお墓に手を合わせてるいる。
「よかった、無事にお墓が買えて。これで、お父さんもお母さんも安心して眠れるでしょう? 」