溺愛男は恋愛初心女の恋を惑わせる
お風呂を出るとレモネードで軽いお酒を作ってくれた。
甘くて美味しい。

すると彼が言った。
「大きな寝室には屋根に窓がついいて空が一面見えるんだ。
一緒に見る。それとも一人で見る?」


それって、一緒の部屋か、一人がいいかってことよね。

選択肢をくれる彼の優しさだけど、どう答えればいいのか咄嗟に出ない。

一瞬躊躇ったからか、

「オーケー。ゆっくり使って。俺は隣の部屋使うから。夜空もキレイだよ」
そう言って頭を撫でてくれた。


別々の寝室ってことよね。
大好きなのに側にいれないってことよね?
きっと私を思っての対応なのに、彼の優しさにどう反応するのが正解か分からない。

でも、ずっと一緒にいたいな。

まずい、涙でそう。

返答に困ったけど、
勇気出して
「一緒がいい。。」
そう伝えた。
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