溺愛男は恋愛初心女の恋を惑わせる
ベッドに二人で入って話しをたくさんした。
別荘で楽しかったこと。
仕事のこと。
家族のこと。
ちゃんとご両親に挨拶したいこと。
自分の家族も紹介したいこと。


「それから、すれ違ったりして不安や不満があっても遠慮はしないこと。
俺は君との関係を簡単に諦めたりするつもりはないよ。
覚悟してね。玲奈は何かある?」

彼女の頭を撫でながら伝えた。


「仕事に夢中になって、余裕がなくなるかもしれない。
それで、亮さんを大事にしてないって思われるのはイヤなの。
その時はちゃんと言って欲しい。気づかないで信用を無くすことがないように。」


「了解。玲奈の仕事ぶりは尊敬してる。
かまって欲しい時は遠慮なくべったり甘えるよ。なんせ、末っ子なんでね。」

「ふふ、私も末っ子なんでそうします。」

「かわいいな。」
髪を撫でながら頬に手を伸ばしキスをする。


ヤバイな。止まらないかも。
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