溺愛男は恋愛初心女の恋を惑わせる
“オペおつかれさま。ずっと見学してた。お見事。感動した。
よく頑張ったね!。”


メール発信10分前。
うそ、見てたの?
まだ近く?
会いたい。

すぐ電話する。
「はい。」

「どこ?会いたいの。。。」
急に甘えたが顔を出す。

「了解。まだ病院。屋上集合。」

「行く〜ー。」

子供みたいな返事をして、急いでエレベーターに乗った。

初めて来た屋上。憩いの場のような空間があって、色んな人が休憩している。

ベンチにいた彼を見つけた。


「おつかれ。」
私は隣に座り、彼の腕を掴んだ。

「終わったよ。」
< 159 / 280 >

この作品をシェア

pagetop