溺愛男は恋愛初心女の恋を惑わせる
温度(亮side)
付き合い出して数ヶ月が経った。
両家公認の恋人同士で自分で言うのものなんだがラブラブだ。

惚気るつもりはないが

俺の玲奈はめちゃくちゃ美人で可愛い。
スッピンメガネでも美人だ。
背もスラリとして、所作も美しいので一際目を惹く。
男女共に振り返っていくほどだ。

頭もすこぶるいい。
医師としてもだし、語学も数カ国語、華道の先生だし、楽器も上手い。
着付けもひとりでやるし、料理も上手い。
出来ない事なんてないのではってくらいスーパーウーマンだ。

なのに、性格は素直で優しくて控えめ、人のために一生懸命、男性はもちろん
海外育ちでサッパリしてるから女性にも好かれる。


最近は母親のオペも終わり、余裕が出来たのかさらに女をあげたように思う。
おしゃれだし、メイクや髪型も変化があってキラキラだ。
職業柄ネイルはあまりしないけど、近くにいると甘い香りもするのだ。
俺がいい女にしているならいい男認定だがそう言うわけではない。

毎日会うのはお互い無理だけど、最低でも三日に一度は会っているが、
会う度に俺がドキドキしている事を彼女は気付いてないな。

それと同時にいつ変な男に絡まれるか心配でたまらない。
オレの彼女への温度は上昇しっぱなし。
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