溺愛男は恋愛初心女の恋を惑わせる
「迎えにいけばいいだろう。喜ぶぞきっと。」

「行けば、受け入れてくれるのか?簡単にすり抜ける子だ。
自分から戻りたいと思わないと意味がない。

オレのテリトリーに来たら一気に勝負をつける。」

「亮って、キャラ変わったな。まあいい、せいぜい頑張れよ。」

「ああ、せいぜい男磨きがんばるよ。逃した魚はデカイって思わせないとな。

マックス、色々サンキュー。おまえのナンパには付き合ってあげられないけど、帰国したら
お姉さんのいる店に連れて行ってやるよ。」

「いいね!期待してる。じゃあな。」



玲奈、捕獲までカウントダウンだ。


覚悟しろ。

開き直りとも感じてる自分を奮い立たせる。
この一か月色んなことを考えた。

俺よりも他に玲奈に合う男がいいのかもとか。
玲奈が俺のためにあれこれ考えてただろうこととか。
でも結局は、きちんと話しをせずに離れたのでどれも推測でしかない。

会いたい、会ってちゃんと話しがしたい。
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