溺愛男は恋愛初心女の恋を惑わせる
私の要望
⚫︎一緒にいること。別居婚はいやだということ。
入籍は先でも後でもいいが、結婚式はしたいこと。
⚫︎スウェーデンは一年くらいは戻って働くことは確定。
その後は拠点は日本でもいいこと。他国も可。
仕事は医師の仕事は続けていきたい。
働き方は小規模でも良い。今みたいに。
⚫︎ 両親のこともあるのでいずれは日本暮らし希望。
子どもが小さい時は子育てだけをして、仕事は休みたい。

漠然といまの考えだけをお互い擦り合わせた。

「話さないと分からないことってあるね。」

「でも、現在の考えであって、これからいくらでも変わると思う。
けど、玲奈とずっと一緒にいたいという気持ちは変わらない自信がある。」

「うん、わたしも…。でも、驚いた。スウェーデンの仕事探してたなんて。」

「帰国しないなら、押しかけるつもりだったからな。
でも、考えたことなかったけどおもしろいチャンスをもらったとも。」

「で、こんな条件だけど結婚本気で出来る?」

「当たり前だろ。玲奈は条件合わない?」

「まさか!言ったでしょ?一緒にいて生きていくことが最重要事項!」

「逃げるなよ。まあ、すぐに捕獲するけど。」

お互い顔を見合わせて笑顔で乾杯した。
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