溺愛男は恋愛初心女の恋を惑わせる

ご機嫌に乾杯したけど、その言い方。

「捕獲って…。言い方酷くない?すっかり黒王子なんだもん。」

「なんだよ、黒王子って。お仕置きだな。部屋に戻ろう…。
いっぱい黒王子が可愛がってあげるよ。」


魅惑的な瞳を向けられ、拗ねる余裕がないほど、その視線に捕まった。

部屋に戻った私は白王子にも黒王子にも翻弄され甘い一夜を過ごした。



ドキドキと安心と。

こんな風に一緒にずっと過ごしていきたい。

寂しくて、つらかった時間がウソみたいに満たされていく。

「…ダイスキ…よ」

ゆっくりと夢の中へ堕ちていった。
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