溺愛男は恋愛初心女の恋を惑わせる
二人の世界(玲奈side)
「玲奈!」
向こうから心配そうに近づく亮さん。

咄嗟に、避けたら見事に転んじゃった。今回、初転倒。

「えへへ。転んじゃった。大丈夫、どこも痛くないよ。」

「良かった…。しばらく動かないからびっくりした。」

「うん。私もびっくりした。子供だったから避けなきゃてね。」


ゴーグル越しだけど心配そうに覗き込む。
心配かけたね。

立ち上がろうとすると、結構体力いるから力を貸してくれた。

「どこも痛くない?痛いなら無理するなよ。」

「ほんとに大丈夫。心配してくれてありがとう。あと少しで到着だから行こ!」



天候も少し荒れ出したので、少し早めに本日終了。
うん、楽しかった。

部屋に戻って、無言ですぐに抱きしめられた。

えっと、どうしたのかな?

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