溺愛男は恋愛初心女の恋を惑わせる
結婚式(亮side)
結婚式をするために式場見学。
二人の都合に合わせて、仕事終わりにやってきた。
具体的に準備をするのは大変だけど、女の子の理想を具体化したい。
キラキラ楽しそうに雑誌を見てる玲奈を見ると幸せだ。

ドレスを着せてもらえることに。
着替えてる間に、コーヒーをもらって待っていた。
出てきた瞬間にドキッとなった。
予想はしていたけど、想像した以上に美しくて、一瞬ボーッとなった。

「どうかな?…。」

不安そうに尋ねる玲奈に、
「めちゃくちゃキレイ。オレの奥さん。このまま閉じ込めておきたいわ…。」

「よかった…。うれし。
でも、いっぱいあって決めるの大変。」

「何回も考えたらいいよ。なんならオーダーしてもいいかもよ。好きなデザインとか。」

「そこまでは。いくつか写真撮ってもらって検討しようかな。」

ほんとにキレイで、式場の人も見とれてた。

あまり露出の多いものは避けて欲しいけど。

そのほか、説明を聞いて、要検討となった。

それから、数日かけて数件周り、両家がよく利用するホテルが一番しっくりした。
式まで日数がないことに配慮もしてくれそうだ。
式場を決定し、準備に取り掛かった。

式は2ヶ月後。それから更に1ヶ月後に移住する。
結婚式の頃には今の仕事はほぼ収束させる流れだ。
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