溺愛男は恋愛初心女の恋を惑わせる
もう一つの仕事(玲奈side)
今朝はスッキリ目覚めたので、早朝にトントンの散歩に出かけた。
近くに大きな公園があり、ジョギングする人や散歩する人がちらほら。

とても快晴で気持ちの良い天気だ。

今日は母の代理を務めないといけない。
気持ちをシャンとして、仕事をしよう。

11時の約束なので朝ご飯ゆっくり出来るかな。
公園の近くにパン屋さんがあったから買って帰ろう。

トントンはすっかりマンション生活に馴染み私は本物の飼主のようだ。
そういえば、久我さんネコが懐かないって言ってたなあと、思い出し笑い。
きっと優しいからナメられちゃうのね。
トントンは私の事怖い飼主と思ってるのかしら。
信頼関係って難しい。

初めて長期で日本に住むことになった私。
馴染めるのか心配したけど、環境も良く住みやすい。
大型スーパーが近所に無いのだけが唯一残念だ。
久我さんはクルマで買い出しかな。
私も早くクルマを手に入れてあちこち出かけたい。

久我さんにまた買い物とか聞いてみようっと。
って、久我さんのこと考えてる。意識しすぎだよ、私。

するとメール着信。

”おはよう。朝から元気に起きれたかな?
俺は緊急呼び出しで3時起き。もうお腹減った!“
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