溺愛男は恋愛初心女の恋を惑わせる
「どこも医師不足だな。やるしかない。心筋梗塞の患者運ばれてくるまでに進めるぞ。
外科の新人は助手に一応かりてきて!」

と、遠藤先生。


はー、今日はデートの予定だったのに。これじゃ、無理だな。断りどうやって伝えるか。
事務方さんに頼むか、メールしたが早いか。
でも今は無理だな。
目の前の患者に集中しなければ。


医師不足、そういえば玲奈ちゃんが、医師がカフェにいる。
専門小児外科だよな。
ヘルプダメ元でで頼んでみるか。まだレベル的に無理か。

「遠藤先生、今知り合いの小児外科医が院内に来ていて、職員ではないけど頼んでみます?」

「医師歴は?」

「4年かな。アメリカで免許取っていて、先日日本で医師免許取得したから、
医療行為はできるんです。」

「腕は見たことあるのか?」

「ないですが、飛び級で取得してるので悪くはないかと。」

「今は猫の手も借りたい。すぐ呼んでくれ。
主任、院長に一応話通しておいて。」


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