溺愛男は恋愛初心女の恋を惑わせる
結局、彼女と来たのはラーメン屋。
まだ、帰国後食べてなかったらしく、おいしいおいしいと食べていた。

義姉が貸してくれた服は黒いタイトなワンピースにボレロを羽織り
靴はナースに借りたクロックスのサンダルをそのまま借りて来た。
着物のヘアスタイルから少しアレンジを変えて洋服に合うように変えていた。


「生き返った〜。オペの後ってすごくおなかすきませんか?
医師って不規則だから食べられるときにいっぱい食べる癖がついちゃって、
そろそろ代謝が悪くなる頃だから、気をつけておかないと。」
と、女の子ならではの発言。

「大丈夫でしょう?。食べれなくなってオペの体力維持出来ない方が問題じゃない。」

「久我さんはどうやってコントロールを?」

「マンションのトレーニングマシーンや、後は泳ぐかな」

「私も泳ぐのは好き!ジムだとどこまで追い込むのか分からなくなるし。」

「追い込むって。アスリート目指してないから!」

「確かにそうだわ。」

こんな軽口でラーメン屋さんを満喫した。

美味しかったと完食して満足してくれたようだ。

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