溺愛男は恋愛初心女の恋を惑わせる
まずはお昼のランチをいただき、最近の近況を話す。
北海道へ学会へ行ったり準備で寝不足だったり、
その間診察や急患、宿直。
まともにご飯食べれなかったって。
コンビニご飯もう見たくないらしい。


医者の不養生というやつかな。

二人でクルマで聴く音楽をさがしたり、家電をみたり、
雑貨屋さんにもいっぱい見てまわり、楽しい時間だった。


夕方、食品を買うため、モールの一画の大きなスーパーマーケットへ。
日本のスーパーって面白い。ずっと散策できそう。

二人でカートを押すとカップルみたい。

たくさんの食品を買い込んだ。
どれも真新しいし、生鮮食品も新鮮であれもこれもといっぱいになった。

そうだ、何かとお世話になりっぱなし。
ご飯でも誘ってみよう。

「良かったら夕食作るので、うちでご飯食べませんか?」

「えっと、それって家に行ってもいいってことかな?」

そうか、一人暮らしの家に男性誘うって軽率だったかな…。
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