溺愛男は恋愛初心女の恋を惑わせる
いざ出発(亮side)
初デート以来、連絡は毎日とってるけど会えていない。
海のデートで、思わず触れるだけのキス。
デートでがっつかない様に理性を抑えていたけど、
彼女のかわいさを前に思わずキスをした。
ちょっと驚いて、恥ずかしがる様子。
柔らかな唇が快感だった。可愛すぎて、ほんと。

とうとう明日は二人で遠出だ。

会いたい。
同期の田中に言ったら乙女かってツッコミ入れられるな。
でも、ほんと俺の彼女はかわいい。


キスの後、ニコッとしてくれていたから嫌がられてはないと思うし、
会えないけど順調なはずだ。
外国育ちの彼女だから、恋愛値高めなのだろうからがっつき過ぎて
失敗するわけにもいかないし、臆病な態度もダメだ。

マトモに恋愛してこないで適当に遊んでいた為、恋愛偏差値が低いと痛感。
田中にアドバイスを求めるのもムカつくし。
始まったばかりの恋愛に楽しみと不安半々だ。
でも、あのかわいい彼女を手放しはしない。
心に固く決意する。


内科に用事があっていくと、ナースのひとりからお誘い。
お色気オーラはあるんだけどね、あいにくかわいい彼女以外に興味ない。
ましてや、院内でなんて。
やんわりお断りします。
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