溺愛男は恋愛初心女の恋を惑わせる
無事に業務を終え帰宅。
今週はほぼ外科病棟で仕事。
救命によばれないと、円滑に仕事が進む。

玲奈にメールすれば、今日は実家に顔出ししていて、夕食後帰宅する予定らしい。

明日、祝日で混みそうなで早めに出発することに。

久々に玲奈に会えることが楽しみでしょうがない。


早朝予定通り出発。
予報では現地快晴。天体観測には良さそうだ。
昔使っていた天体望遠鏡や釣竿もクルマに積み込んだ。
遠足のように浮かれてる自分に、自笑した。


エントランスにやってきた彼女、カジュアルファッションで爽やかだ。
「おはよう！」
「おはよう！ 快晴良かったね」

荷物を積んで、スタートさせた。
思ったほど混雑がしてなく高速をとばし、途中で休憩し、
その土地の名物おやつをいただく。
こういうのも楽しい。
お手洗いで一旦別れ、クルマで飲むコーヒーを自販機で買っていると
少し向こう側で二人組の男に捕まっていた、玲奈。

「俺の彼女に何か用でも？」
183㎝の大柄の俺に圧力高めで言えば、ヤバイといそいそと逃げていった。
やっぱり、一人にすると危ないな。
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