好きになっては‥‥いけない人☆☆その後
二次会も終わり
男性達は、各々の女性を
送ることに。
またね!!と別れて
芹那は、理に送ってもらうことに
芹那は、一人で帰れるから
大丈夫だと理に伝えたが
理は、
「例え近くても
女性を一人で帰すことはできない。」
と、言って芹那を送ってくれた。
少し歩くと
本当に芹那の住むマンションについた。
芹那は、
「永山さん、ありがとうございました。
すごく、楽しかったです。」
と、言うと
「芹那さん、LINEや電話しても
大丈夫ですか?」
「えっ、あっ、はい。」
と、赤くなりながら伝える芹那
「良かった。仕事でまめに
出来ないことがあるけど。
それと、また会ってほしい
そして、俺の事を芹那さんに知ってほしい。」
と、言うと
「じゃ、中に入って
そして、鍵をきちんとしてから
俺に連絡して。」
と、言った。
芹那は、
「おやすみなさい。」
と、言ってマンションの中に
入りエレベーターで
五階に上がり部屋に入り
鍵をしてから理に連絡した。
どきどきしながら、番号を押すと
「もしもし、鍵した?」
「はっ、はい。」
「クスッ、わかった。
じゃ、俺は帰るから
芹那さんも部屋に上がって。」
と、言うと
「えっ、あっ、はい。
気をつけて帰って下さい。」
と、言って電話を切った。
なぜ、玄関だとわかったのかな
と、思いながら
芹那は、リビングに行き
荷物を置いて
お風呂に入る準備をする。
芹那は、引っ越しをした。
前の部屋に大輝が来ることは
少なかったが、花が嫌な思いを
しないように母に相談して
ここに移ったのだ。
リビングと寝室、お風呂、トイレと
キッチンになっている。
芹那は、この部屋がとても気に入っていた。
しばらくは、恋愛は良いかな
と、思っていたが
永山 理さんに引かれているのが
わかった。
真面目な中で目尻にシワを寄せて
笑う彼の温かい表情に
芹那の胸は、ドキドキしていた。
決して、花のせいだと思っていないが
付き合って、また
他の人を好きになられたら
自分は壊れてしまうと
思うと先に進めなかった。