好きになっては‥‥いけない人☆☆その後

由季・・

由季は、芹那の事を気にしながら
石川に送られていた。
「綾瀬さんが、気になるの?
それとも、理が気になるの?」
と、言われて
「えっ、う~と、芹那が」
「はぁっ、良かった。
理が気になると言われたら
どうしようかと思った。」
「・・・・それは?・・」
「うん、俺は崎平 由季さんに
ひかれています。
付き合って貰えませんか?」
「‥‥‥はっ・・はいっ」
「良かった、ありがとう
由季、これから宜しくね。」
「こちらこそ、宜しくお願いします。」
と、言う由季に
「同級生なんだから
敬語もなし。名前も呼んで。」
「あっ、うん。優・・・」
と、言うと
優に抱きしめられ
「きゃっ」
と、言う由季に
クスクス笑いながら
抱きしめていると
由季も優の背中に腕を回して
優のワイシャツをそっと
掴んだ。
二人は、今日出会ったばかりなのに
抱きしめ会って
離れがたかったが
「由季、本当はまた一緒に居たいけど
今日は、帰るね。」
「・・・うん、わかった。」
と、言って由季の部屋の前まで
由季を送り由季をもう一度
抱きしめて
「おやすみ」
と、言って帰った。
< 5 / 24 >

この作品をシェア

pagetop