好きになっては‥‥いけない人☆☆その後

山名君から
連絡がきた時間になり
待ち合わせ場所に向かうと
山名君は座って待っていてくれた
「山名君、どうしたの?」
と、言いながら
山名君の前に座わると
山名君は、
「でようか?」
と、言うから一緒に外に出る

山名君は、
「駅前公園にいっても?」
と、言うから
「うん、大丈夫だよ。」
と、話ながら公園に入ると

人のいない空間に
ベンチがあった。
へぇ、こんなところに
と、考えていると
山名君は、
「ここ、秋葉先輩に教えてもらったんだ。」
「ここは、わかんないね・・穴場?」
と、笑っていると
真面目な顔をした山名君が・・

「後藤さん、入社した時から
気になっていて、配属先は違っていたけど
研修中から、一緒になる度に
好きになっていたんだ。
後藤 歩美さん、好きです。
俺と付き合って貰えませんか?」

「私も・・優しい人だな
と、気になっていたの。
だけど、山名君は、きっと
ふざけているだけだと思ってたから・・
宜しくお願いします。」
と、言うと
山名君は、いきなり立ち上がり
ガッツポーズをして
やったー!!!
と、空に向かって叫ぶから
私は、びっくりしたけど
可笑しくなって
クスクス、クスクス笑っていた。

「ありがとう、歩美。
絶対に大事にする。
で、緊張とけたらお腹すいた
ご飯食べにいこう。」
と、言うから
「うん、いこう、葵。」
と、言うと
「えっ、待って、今のもう一回。」
「うん?いこう?」
「いや、その後。」
「・・・・葵?」
「・・・・・・・」
葵君は、なにも言わずに
私の腕を引き、私を抱きしめ・・
「‥‥‥うれしい‥‥最高」
と、私の耳元でささやいた。

しばらく、抱きしめあってから
二人で夕食を食べて
葵君は、私をマンションに
送ってくれて
「歩美、もう合コンには、いかないで。」
「うふっ、わかった。
もう、いかないよ。」
「良かった。」
と、葵はいって
私の唇に軽くキスをして帰っていった。


後藤 歩美 25才
身長→158センチ
肩下までの髪は緩くパーマをかけ
二重の大きな目
プックリした唇
小さくて、とっても可愛い

山名 葵 25才
身長→173センチ
ウェーブの髪をさらっとセットして
優しい顔をしている

葵を狙っている
女性社員も多いほど。
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