言葉にならない愛を、君に
「勇也、大丈夫なんかね?」
「最近おかしいもんな、部活でも」
「真鍋さん、なんか心あたりある?」
「いや、、なにも・・」
「でもあれだよな、芹沢と付き合うようになってからおかしいよな」
「え?」
「いや、実はさ俺このまえみちゃったんだよね。
なんかみんなの前のときはさめちゃくちゃ仲良さそうに話したり笑ったりしてるんだけど、2人でいるときは芹沢は笑ってるけど勇也は全然なの。
むしろ不機嫌というかさ。常に怒ってるみたいで無言だし、あんな勇也みたことなかった」
「なに、それ・・」
「まあ、わかんないけどさ。でもなんか無理してるようにみえたよ俺には。って、ごめんねこんな話」
「ううん」
「航平いなくなったけど、とりあえずどこいくかとか決めとくか」
そういう田中くんの言葉に杉野くんと咲茉はまた話し始めた。