言葉にならない愛を、君に
「ここの店、はいってみるか」
田中くんの一言でお好み焼き屋さんに入る。
本場のお好み焼き。
「うわー、おいしそ!!」
「いただきます」
お好み焼き屋さんなんてわざわざいかないし、家で食べることもめったにないので比べようがなかったけれど、でもすごくおいしい。
「うますぎるな、これ」
「な!なにこれ、もううますぎて頬落ちそう」
「これだったらもう一生食べてられるわ」
「お前じゃあ大阪の人になれば」
「もー、ひどいなーそんなこというなんて!」
「あはは」
男子たちのくだらない話がおもしろい。
そのあともいろんなところを観光して写真を撮って、満足したままホテルに着いた。