言葉にならない愛を、君に


咲茉の強さがまぶしい。

咲茉は本当に優しくていい子。

しっかり者ででも甘えん坊なところもあって、航ちゃんをみるときの目が輝いてて、照れてる顔がかわいくて。

そんな咲茉と航ちゃんは本当にお似合いだと思う。

だからうまくいってほしい。


「よし、明日早起きしておしゃれするためにとりあえずお風呂入っちゃうね」

「うん、わかった」

咲茉がお風呂にいったあと、携帯が光ってるのに気づいて開く。


“許さないから”


たった一言だけ。

知らないメールアドレスからだった。

このときは間違いかな?と思って気にしなかった。

それよりも咲茉と航ちゃんのほうが気になって明日が楽しみだった。


このメールがきっかけで起こるこれからのことをなにも知らないまま。
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