言葉にならない愛を、君に

「じゃあ、俺たちもいこっか」

「だな。まずどこいく?」

「わたしたちはね、これ乗りたい!」

葵と咲茉はそういってパンフレットを広げて指さした。

「パンフレットとか、準備いいな」

「だってはじめてだし、わかんないんだもん」

「まあたしかに」

いつの間にか持ってきたのか、そしていつの間に打ち合わせしたのか。

とりえず、葵と咲茉が乗りたいものがあるといったところを目指すことにした。

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