言葉にならない愛を、君に

「真鍋さん、先生が呼んでるよ」


クラスの子の呼ぶ声でわたしは我に返った。


「え、先生?」

「そう」

「なんだろう?」

「葵なんかしたんじゃない?」

「ええ、なんもしてないけど・・」

わたしは不安の気持ちを抱えたまま3人にいってくるねといって教室をでた。


そもそも先生って誰なんだろう・・?

とりあえず職員室にいけばいいのかな・・?

さっきわたしを呼んでくれた子に聞こうと思ったらもうその子はいなかったからなにも聞けなかったんだ。

< 153 / 249 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop