言葉にならない愛を、君に


「おーい」

「あ、航ちゃんおかえりなさい」

航ちゃんも買い物袋を持って帰ってきた。


「ねぇ、2人とも今日わたしの家でごはん食べない?」


最近はそんなことめったにない。

もう高校生にもなったし、さすがに嫌かなって思って。


「俺は今日もひとりっぽいし、葵とかおばさんがいいなら嬉しいけど・・」

「俺も買い物頼まれたけどやっぱり遅くなりそうっていわれた」

「ほんとに?じゃあ聞いてみる!」


わたしはいったん家に戻った。


「お母さん、いいって!むしろ大歓迎って」

「まじ?じゃあ、お邪魔しようかな」

「俺も。ありがとう」


2人ともいったん家に戻ってごはんができたら呼ぶということになった。

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